2007年12月14日

「ホームレス中学生」映画化で予想できる結末

お笑いコンビ「麒麟」の田村裕の自叙伝が映画化されるようだ。
東宝が13日、2008年度の映画のラインアップを発表し、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕(28)が執筆し、大ベストセラー中の貧乏自叙伝「ホームレス中学生」を映画化(来年6月公開)することを明らかにした。また公開中のヒット作「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズのスタッフが結集し、主演・金城武(34)で「K−20 怪人二十面相・伝」の製作も発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071214-00000057-sph-ent

まあ予想はしていたが意外に早く映画化が決定したようだ。「麒麟」がお笑いとして面白いかどうかは別にして、田村の現実離れした生活環境が描かれている「ホームレス中学生」はベストセラーとなっている。

私は売れている本は読まないヘソ曲がりなので、立ち読みで2〜3行眺めただけだが、日本人が好みそうな文体で、「なるほど」と納得した。すべて田村が書いたとは思えないが、彼自身の過去をなぞった自叙伝でありドキュメント作品なのだろう。その点でも昨今、お笑いタレントが続々出版している「小説」ものとは異質である。

さて、その「ホームレス中学生」の映画化であるが、私は日本映画を観るとあくびが出るので言えた義理ではないがあえて言うと、ベストセラーに泥を塗るだろう思っている。

特にこの手のドキュメント物を日本人が映画にしてしまうと、なんともウソくさい作品になってしまう。それくらい日本映画はお茶を濁すのが得意なのだ。

一部の狭い業界のマニアックなファン達で成り立っている日本映画は、スケール感に乏しく演出も陳腐なものばかりだ。それを逆手に取ったのが北野武だろう。彼の作品は誰がどうみても面白くない。なのに海外では評価されている。なぜか?それは、誰も観たことがないほど面白くないからである。つまり「新鮮なつまらなさ」なのだ。

田村の「ホームレス中学生」は陳腐な映画になるだろうが、自叙伝はベストセラー本として永遠に語り継がれるだろう。ただし田村には「次回作」はないので、今のうちに売りまくったほうがいいと思う。

ホームレス中学生
ホームレス中学生
posted with amazlet on 07.12.14
麒麟・田村裕
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おすすめ度の平均: 4.5
2 ベストセラーとは言うけれど・・・
4 単純にサラッと読めば…
5 素敵な本



posted by セル at 12:05| 芸能レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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